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スライドガストーチカバー自作
自作キャンプ道具第3作品目に突入!道具を同じデザインや色で統一してくのがなかなか楽しいです。キャンパーの方には是非試していただきたいです。
何を作る?
今回作るのはスライドガストーチカバー
スライドガストーチというのは、簡単に言うとバーナーの小型ライターみたいなもの。特徴としては、先端の棒部分が伸縮性になっており焚火の際に木を組んだ後に狭い空間への着火が可能です。もう1つの便利なところが、カセットガスコンロなどに使うCB缶から直接ガスの注入ができるところ。CB缶はキャンプでよく使うのでガス切れの心配がありません。
そんなトーチバーナーですが見た目がイマイチなのとキーホルダー的な要素がないのでそこを改善できたらなと思いました。
それでは作っていこうと思います。
失敗作で余っていた生地

今回使う生地は、今までのレザークラフトで失敗した時にとっておいたものを再利用します。予めオイルを塗ってあった記事をカットして穴を開けるための印をつけていきます。
穴あけ

革をボンドで接着して重なり合う部分の穴のズレがないように慎重に穴を開けていきます。
穴を開け終わった状態が下の写真になります。

綺麗な穴を開けるコツ
二枚の革を合わせて穴を開けていくとき、後ろの革の穴が曲がってしまうことがあります。僕も最初はそうでした。
穴を曲げない方法は、ガイドラインが自分の方に縦になるように革を置き、棒の先端がガイドラインに乗っていることを確認してから棒を垂直に置くこと、そうすれば下まで真っ直ぐ穴が開きます。
床面処理・コバ処理・念引き

床面とは革の裏側のこと。ここを綺麗にするためにトコノールという液体を塗って磨きます。コバとは革の側面のこと。上記と同じように磨きます。念引きというのは、縫い穴と革の端に線を引くこと。これをやるだけで作品の見栄えがグッと上がります。
今回は全ての場所を整えたり念引きしたりするのではなく、革同士が重なり合わないところのみになります。下の画像がその3つの工程を終わらせたもの。

デザイン

次にやるのは自分で作ったロゴの焼印。パソコンでデザインを考えて業者に作ってもらったもの。
温度調整をして慎重に押していきます。やり直しは出来ないので一発勝負・・・。少し失敗しました笑。出来上がったものがこちら。

縫・縫・縫

二本の針に糸を通しとにかくひたすら縫っていきます。この工程が1番楽しいですね、もう直ぐ完成だって感じで。

写真はありませんが、本体を縫い付けた後に(カラビナ)を取り付けられるようにしました。
完成
今までは縫い終わってからオイルを染み込ませていたのですが、今回は前もってやってあったのでこれにて完成になります。
機械感のあったバーナーにおしゃれ感と便利性を加えることができました。

同じデザインのものを揃えていくとほんと楽しい。
今までに作った(スキレットハンドルカバー)(CB缶カバー)についても記事を書いているので是非読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます
いかがでしたか、トーチバーナーを使っていてカバーを持っていない方は【作るもよし】【買うもよし】これでキャンプがより一層楽しくなることでしょう。
次の(キャンプ道具DIY)も、お楽しみに!