
キャンパーさんの中でスキレットを持っていて、ハンドルカバーを使っている方ってたくさんいると思います。そのハンドルカバーを自分好みのデザインで作れたらすごく楽しいと思いませんか?
レザークラフト初心者の方でもすごく簡単に作れる物ですので、この記事を読みながら是非チャレンジしてみてくださいね。
この記事の目次
今回使う道具
- 革包丁
- ハンマー
- スリッカー
- 菱目打ち(2本刃と4本刃)
- キリ
- ヘリ落とし
- ディバインダー
- 糸切りバサミ
- 縫い針2本
- トコノール
- 黒のロウビキ糸
- ヤスリ
- コバ磨き帆布
- 工作ボード
- ゴム番
これらの道具を使って工程を10に分けてご説明していきますので一緒にチャレンジしてみてくださいね!
レザークラフトの道具を持っていない方はこちらの記事を参考にしてください。
使う革

今回は1mm厚のヌメ革を使います。余っていた適当な皮を2枚用意しましょう。
大きいもので始める際はハンドルより大まかに大きめに切っておきましょう。
工程1:2枚の革をボンドで接着する

まずは2枚の革をボンドで接着していきます、ヘラなどで薄く塗って革の上からハンマーやローラーで圧着していきます。
工程2:革に裁断するガイドラインを引いて切る

まずはハンドルに合わせて、ハンドルの実際の幅より2cmくらい大きくガイドラインを引きます。
ハンドルと同じ幅にしてしまうと縫う場所がなくなってしまうので、それを頭に入れておきましょう。


工程3:切った革のコバ(断面)をヤスリで削ってきれいにする

革の断面を綺麗にしていきます。この工程をしっかりやれば、切るのがうまくできなくても大丈夫です。
まずは荒めのやすりでひたすら平らにしていきます、粉じんがたくさん出るので気をつけましょう
工程4:ヘリ落としを使ってヘリを落としていく

コバが平らになったらヘリ落としでヘリを落としていきます。これをやることにより、コバが丸くなって見栄えが良くなります。

工程5:コバを磨いてきれいにする

コバの形が整ったらトコノールを塗って磨いていきます。
まずは指か綿棒などで少量塗っていきます、しっかり塗り込んだら乾く前に布で軽く磨きます。そしたら細目のヤスリで軽く削ります。
これを繰り返すことでコバがすごく綺麗になります。どこまでやるかはあなた次第です。

コバが綺麗になったら仕上げにコーンスリッカーで軽く磨いてあげましょう。
工程6:ネジ念を使って穴を開けるガイドラインを引く

ネジ念かディバイダーなどで穴を開ける場所のガイドラインを引いていきます。このガイドラインがズレると穴もずれてしまいますので慎重に行いましょう。
工程7:菱目打ちを使って穴を開けていく

先ほど引いたガイドラインに沿って穴を開けていきます。直線では4本刃の菱目打ちを使って、曲線では2本刃の日締め打ちを使っていきます。
工程8:2の針を使って縫っていく



工程9:糸の後始末をする

工程10:ボンドの接着面を剥がしていく

完成

レザークラフトを始めたいという方に
今回の記事を読んでレザークラフトを始めてみたいと思ってくださった方には【クラフト社のセット】がおすすめです。私自身始めた時はこのセットを購入しました。是非チェックして見てくださいね!